名前 李通 文達
ルビ リツウ ブンタツ
所属 魏(曹操)
?〜? 42歳没
列伝 魏書 二李臧文呂許典二龐閻伝 第十八

 

ゲーム三國志に見る、李通の能力

  武力 知力 政治力 統率力 魅力
三國志Y 登場していない
三國志Z
三國志[
三國志\ 81 48 54 72
平均値 81 48 54 72

李通は三國志\にのみ登場する。三國志\には魅力がないので省略した。
ほかに資料がないため、武将のレーダーチャートを省略した。

 李通は幼名を万億といい、江夏郡平春県の人である。男気(義侠心)を持っていたので、長江から汝水の地域で有名であった。同じ江夏郡の出身である陳恭と組んで、朗陵で挙兵した。多くの人々が彼に身を寄せた。
 その当時、周直という人物がいた。彼は二千あまりの家の人々を集めており、陳恭、李通と表面的には仲良くしていたが、裏ではそうでもなかった。李通は周直殺害を目論んだが、陳恭はそれを拒んだ。李通は、陳恭には決断力がないので、自分だけで計画を企て、周直を誘き寄せて、酒宴の席で周直を殺した。人々は大騒動になったが、李通は陳恭とともに、周直の一党の指導者らを殺し、その兵士を全て併合した。
 その後、陳恭の妻の弟の陳郃が陳恭を殺害して、その軍勢を自分のものにした。李通は陳郃の軍を攻撃して打ち破り、陳郃の首を斬り、陳恭の墓前に供えた。
 また黄巾賊を指導中の大将である呉覇を捕らえ、その部下を降伏させた。また大飢饉に遭遇したこともあり、そのとき李通は自分の財産を使って救済し、兵士と粗末な食物を分け合ったので、皆彼の言いつけをしっかりと聞いた。そのことから、盗賊は彼の領地に侵略することはなくなった。